ゲームの感想:Tails of Iron(テイルズ・オブ・アイアン)

PS5

ネズミの王子のみなさんこんばんは!

人間性はどこへ消えた?ゴーストライターのazarashiXです。今回も遊んだゲームのごく個人的な感想を雑多に書いていきます。

azarashiX
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アイコンはどう見えても犬だがazarashiX。略してX。
ゲームは思い出づくりと語るおじいちゃん。気圧の変化に弱い。
クリエイターのこだわりが感じられる作品が好き。
基本的に文句が多いが、本人は楽しんでいるらしい。

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はじめに

「Tails of Iron(テイルズ・オブ・アイアン)」は、ネズミの若き王レジーくんががんばる探索型サイドビューアクションゲームです。巷のテイルズシリーズとはたぶん関係ありません。スペルも違いますからね。特徴としては、ダークかわいいアートワークと、死にゲー寄りな高難度アクションが挙げられます。

個人的には、手軽に遊べるボリュームだったのがよかったです。同じことをやっていても、2倍3倍の尺があったら体験の質も低下しただろうなと思います。一昔前は、長く遊べるゲームが偉いみたいな風潮もあった気がするのだけど、最近はどうなんでしょうね。もちろん、すごく夢中になれれば、もっと遊んでいたいと思うのだろうけど、そういう作品に出会えるのは稀ですからね。

あとは、本作のアートというか総合的な雰囲気がよかったです。ビジュアル、サウンド、手触り感が三位一体していて、まとまりのいい作品でした。

どんなゲーム

やる気が感じられないいつもの継ぎ接ぎ動画だよ。

本作は、日本語字幕に対応しています。物語は英語音声でナレーションされます。登場キャラクターたちはイラストの吹き出しで喋り、語り手が翻訳してくれる感じです。

ゲーム開始時に難易度を3つの中から選択します。後から変更することはできません。僕は真ん中のノーマルっぽい難易度で遊びましたが、ハード(血濡れの頬髭モード)で始めてもよかったかもしれないなあと思いました。なお、全トロフィーの獲得を狙う場合は、最高難度でプレイする必要があります。

探索など

ゲームの進行は、ほぼ一本道だと思います。メインクエストを発生させて、ステージを探索しながらイベントを進行させ、ボスを倒すみたいな流れです。

サイドクエストは、各ステージに置かれている看板から開始できます。メインクエストもそうだけど、やることは目的地へ行って、出てくるやつらを全部倒すだけだぜというシンプルな作りです。ムシ退治が多めでした。サイドクエストを完了するとお金や装備が手に入ります。メインクエストの進行にお金が必要な場合があるので、サイドと言いつつも大体やることになります。

クエストを発生させなくても、ステージを自由に探索できるシーンは多いです。マップは手描き風で、まだ行っていない部屋は破線で囲まれています。ステージ上にある看板からは、他のエリアへファストトラベルができます。

あとは、アイテムや素材を要求してくるNPCがいたりします。他に使いみちもないと思うので、持っていたら交換してしまいましょう。

青い光は、装備品やキーアイテムなので見逃さないように注意しましょう。宝箱もありますが、わかりやすいので見逃すことはないでしょう。寄り道や別ルートにアイテムが配置されているシンプルな作りです。

アクションや戦闘など

基本のアクションは、片手武器、両手武器、遠距離武器、ガード、回避、ジャンプ、回復、毒エンチャントです。

武器での攻撃は、装備している武器によってモーション速度や攻撃範囲が変わります。両手武器と遠距離武器はゲームを進めると入手でき、片手武器とあわせて3種類の武器をボタンで使い分けて攻撃できます。

両手武器は溜め攻撃で、盾などのガードを崩すことができます。また、ステージ上のバリケードなどの障害物を破壊できます。

遠距離武器は、弾数に制限があります。狙いは自動です。

敵は攻撃時にマークを出すことがあります。白いマークはガード可能です。赤いマークはガード不可なので、回避しましょう。黄色いマークは受け流し、というか押し返しが可能です。いわゆるパリィですが、判定は長めなので反撃のチャンスみたいな感じです。

ジャンプは空中で方向転換ができないやつです。戦闘では使わなかったと思います。また、壁に向かって飛ぶと三角飛びができます。

回復はエスト瓶ではなくバグジュースといいます。ボタンを押し続けている間は、徐々に体力が回復するやつです。残量はいたるところに配置されているドリンクバーで補充できます。また、虫からの剥ぎ取りなど、敵を倒したときにも補充できることがあります。

毒は、武器に毒効果を付与します。3回分までストックができます。ダメージ強化なのか持続ダメージなのかよくわかりませんでしたが、敵を倒すのが早くなる気もします。僕は、チャンス時の攻撃前とかに使用していました。モーションはないので使い勝手はいいです。

武器を出していると移動速度が遅くなります。探索中などはこまめにしまったほうが快適です。ここはモンハンみたいだなと思いました。

戦闘は割とシビアな感じで、油断しているとすぐ死んでしまうので緊張感があります。敵の攻撃力は高めなので、当たらないように戦うゲームですね。スタミナ制ではないですが、敵は大体スーパーアーマーなので、一方的に攻撃することはできません。一対多で、おかわりもあるので倒す順番も考えたほうがよいです。ボスは位置取りと行動パターンを覚えて、攻撃や回避のタイミングを掴むことがコツだと思います。コツでもなんでもねえなと思った諸君。君らはゲームが上手だと思うので本作も楽しく遊べると思うよ。あとは、確定行動みたいのも結構あるので、慣れればいろいろな戦術を試す余裕も生まれてくると思います。

個人的には、両手武器は剣をよく使いました。移動距離が長くて出が早いので便利です。片手武器は槍がリーチもあって早いのでよさそうでした。ただ、上方向に判定がないので飛んでいる虫とかには当たりません。遠距離武器はあまり使わなかったけど、銃は最後の削りで連射したりしてました。

死んでしまったらセーブポイントからやり直しです。進行度もロールバックされている気がしますが、ボス戦前の演出などはスキップしてくれるのでリトライは快適です。セーブポイントはたくさんあるのでこまめに座りましょう。

ボスを倒した後のとどめの一撃みたいな誘導は、解放感があって僕は結構好きなやつです。NEZUMI EXECUTIONということだね。

成長要素など

レベルや経験値みたいなのはありませんが、装備品によってレジーくんは強くなります。装備品は前述した3種類の武器と、頭と胴の防具があります。それぞれ、強さと重量のステータスがゲージで表されています。胴の防具には特定の種族からの耐性値みたいなゲージもあります。

装備品はたくさんあり、見た目も変わるので集める楽しさみたいのはちょっとあります。ステータスはかなり小刻みに設定してあって、多少の差はあまり実感できません。なので、モーションとか重さのバランスで選んだほうがいいように思いました。なお、装備品の変更は、箱のある場所か入手時にしかできません。試し振りみたいのがすぐにできないのは少し残念でした。

装備品は、ボスを倒したり、探索で入手できます。あとは、鍛冶屋で設計図と交換してもらえます。設計図はショップに売っていたりするので爆買しましょう。素材の使いみちもあまりないし、すぐに最大所持数の99個になってしまうからね。

料理で最大体力が恒久的に上がります。料理は4段階まであり、それぞれ3つの食材を集める必要があります。食材は探索やNPCのイベントなどで入手できます。体力を上げることで死にづらくなるので戦闘の難易度は下がります。体力が低い序盤の方がミスが許されないような感じはありました。

その他

エンドコンテンツなど

プレイ時間は、エンディングまでは5時間ぐらい、難易度に関わるものを除く全実績解除まで6時間ぐらいでした。結構リトライしたと思うので、アクションが得意な人は一周までの時間はもっと短くなると思います。

エンディング後も、クリア後の世界でそのまま遊べます。追加のイベントもあり、裏ボスみたいのがいますが、初見でなんとかなってしまうぐらいの強さでした。

実績は装備品コンプリートが残ると思います。僕はレンジャー隊舎の2階にあるものを見逃していて、ほぼ全マップを探し回ってしまいました。装備品の場所は、地図には表示されないので全部集めたい方は取りこぼしに注意したほうがいいかもしれませんね。

さいごに

さくっと2D死にゲーで遊びたい方におすすめです。

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