ゲームの感想:Pity Pit

PS4

鉱夫のみなさんこんばんは!

懐古主義予備軍こと、ゴーストライターのazarashiXです。今回も遊んだゲームのごく個人的な感想を雑多に書いていきます。

azarashiX
azarashiX

アイコンはどう見えても犬だがazarashiX。略してX。
ゲームは思い出づくりと語るおじいちゃん。気圧の変化に弱い。
クリエイターのこだわりが感じられる作品が好き。
基本的に文句が多いが、本人は楽しんでいるらしい。

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はじめに

「Pity Pit」は、主人公のオラティオくん(oratio)を操作して、悪魔みたいのにさらわれたハニー(gwendolina)を助けに行くゲームです。ジャンルとしては縦スクロールアクションですかね。掘る系なので、なんとなくディグダグとかミスタードリラーを連想しましたが、類似性はほとんどありません。

周期的に軽いゲームで遊びたくなります。言い方は悪いけどチープなゲームは結構好きです。一方、大作といわれるような作品は挫折しがちでいい思い出が少ないです。いわゆる大作で遊んでいると、普段は気にも留めないような些細な点の集まりが、加速度的な破壊力を持って心を折ってくる、みたいな感覚を覚えることがよくあります。そうでなくても、僕という生き物は、ゲームは大好きなはずなんだけど、突発的にゲームじゃなくてなんか他のことがしたいみたいな欲求が起こることがあって、そのたびに数か月とか下手すると年単位でゲーム機に触らないこともあります。たぶん蓄積した何かをリセットする期間なんだと思う。そして、しばらくすると他のことにも飽きて「さて…ゲームでもやるか…」となるサイクルを繰り返している。たぶん、死ぬまでそんな感じでやっていくんだと思う。

まあ、僕の愚痴はどうでもいいんだけど、本作に限らず軽めの作品というのは、僕のような一部のユーザには一定の需要があるんじゃないかなあということを思いました。ゲームを以てゲームを制すということだね。加えて、本作はトロフィーが簡単にジャラジャラ取れたりするので、実績ハンターのみなさまにもおすすめです。

どんなゲーム

やる気が感じられないいつもの継ぎ接ぎ動画だよ。

全5面で、最下に待ち受けている悪魔を倒せばクリアです。ブロックを破壊しながら落下して進んでいきます。

レトロ風ですが、今っぽい要素もあります。まず、ショップがあります。コインや鉱石を使用して強い武器を作ったり、爆弾を作ったり、ライフを購入したりできます。ファンタジーゾーンみたいな感じです。例を挙げて気付いたのですが、全然最近じゃなかったですね。

次に、エリアがランダム生成だったり、ランダムでパワーアップアイテムが配置されていたりします。ローグ何とかみたいな感じですかね。

操作は、下と左右に掘る(攻撃)、ストック制の爆弾、2ブロック分のジャンプなどです。あと、空中で下に攻撃するとショットを撃ちます。

ブロックは耐久値で分かれています。深く潜るほど耐久値の高いブロックが出現します。しょぼい武器だとなかなか壊せなくなります。コインや鉱石が埋め込まれていることもよくあります。

敵は何種類かいます。深く潜るほど厄介な敵が出ます。同じ見た目でも耐久値が上がったりするので注意です。

ライフ制で、初期値は2です。要するに2回当たると死にます。あとは、時間制限みたいのもあって、上から迫ってくる土砂みたいのに当たっても死にます。もちろんパーマネントデスです。

武器はツルハシとシャベルの2種類です。これにブロンズ〜ダイヤモンドのランクがあります。ツルハシは射程1ブロックで、シャベルが射程2ブロックです。威力はたぶんツルハシのほうが高い気がします。各エリアの最下にある鍛冶屋では、指定個数の鉱石を消費して武器を交換できます。あとは、たまに落ちていたりもします。上書きなので弱いのをとらないように注意です。

鍛冶屋とは別のショップもエリア最下に配置されています。コインと鉱石で爆弾を作ったりできますが、ポーションを買うのが安定な気がします。レートは上がらないので爆買しましょう。

パワーアップアイテムを入手すると、オラティオくんの能力が強化されます。武器の射程が伸びたり、ジャンプ力が上がったり、頭突きができるようになったりします。効果はそのゲーム中に限り、恒久的です。重複はなくて、たぶんいくつでも持てます。まあでも、出るかどうかは運次第です。

ステージはランダム生成ですが、固定のパターンの組み合わせで作られています。パターンはあまり多くないので覚えてしまえば楽に進めるようになります。

ボスは強くないですが、ハニーが落下して地面に当たると死んでしまいます。そのままボスを倒してもクリア扱いにはなりますが、バッドエンドっぽいメッセージが出ます。レシーブして助けましょう。

助けた場合も、でも、君は脱出することができない!みたいなことを言われます。さらに真エンドみたいのが存在するんだろうか。フラグとかではなくて、プレイヤーに特定のアクションを学習させてシナリオを分岐させるみたいな手法は、古典的でよかったと思います。

さいごに

レトロっぽいゲームで遊びたい方におすすめです。

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