ゲームの感想:Songbird Symphony ~ソングバードシンフォニー 羽ばたくメロディー~

PS4

ウタドリのみなさんこんばんは!

鳴かぬなら、他をあたろう、ゴーストライターのazarashiXです。今回も遊んだゲームのごく個人的な感想を雑多に書いていきます。

azarashiX
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アイコンはどう見えても犬だがazarashiX。略してX。
ゲームは思い出づくりと語るおじいちゃん。気圧の変化に弱い。
クリエイターのこだわりが感じられる作品が好き。
基本的に文句が多いが、本人は楽しんでいるらしい。

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はじめに

「Songbird Symphony」は、小鳥のバーブくんが自分探しの冒険に出る、横スクロールアクションアドベンチャー+音ゲーです。特徴としては、可愛らしいモーションがかわいいビジュアルや、ミュージカル映画のようなシナリオ進行があげられます。

みにくいアヒルの子から始まって、なんとなくダメっぽい大人たちと出会いながら、選ばれし子供ががんばるみたいなお話です。このゲームのデザイナーは、テキスト、映像、音のバランスや使い分けがとても上手だと思いました。これはまるでシンフォニー。僕は、バーブくんを通じて、いろいろなものを見せられている。映像でターゲットを絞り、テキストでアンカーを撃ち込み、音で引き揚げる。こいつは俺の記憶の検索ワードを知っている。エモーショナル脳内サルベージソングバード。つまり、感動を作り出すために、ゲーム内コンテンツだけですべてを表現する必要は必ずしもないということだね。

どんなゲーム

やる気が感じられないいつもの継ぎ接ぎ動画だよ。

ゲームは大きくアクションパートと、音ゲーパートに分けられます。

基本アクションはジャンプと滑空です。それと、覚えたメロディーでNPCと話をしたり、ギミックを作動させたりして進んでいきます。あとは、簡単なパズルとか、迷路があったりします。ちょっと箱を押させ過ぎな気はします。

ジャンプに失敗して落下したり、パズルで詰んだりして、やり直しはありますが、ゲームオーバーはありません。溶岩に落ちても平気です。

寄り道要素としては、音符と羽の収集があります。音符は、特定のステージギミックを作動させたりすることで入手できます。石の扉の解錠には一定数の音符が必要な場合があります。羽は、拾った時点では謎となっていますが、対になるNPCを発見することで同定されライブラリに登録されます。シナリオ進行には関係がない、コレクション要素です。

音ゲーパートはシナリオ進行で発生します。お手本を真似して対応するボタンを押していく感じです。ボタンは1つから始まって、最終的には6ボタンになります。ノーツの表示形式は様々で、ステージによって変化します。暗記系や、ブラインドが難しかったです。

僕は音ゲーは苦手なのですが、程々の難易度でなんとかなりました。というか、ゲージみたいのもないので、ゲームオーバーはないのかもしれません。同時押しや長押しもあるので、上手な人も退屈はしないと思います。後半の曲でリザルトSを取るのは結構難しいんじゃないかな。曲は、十数曲ぐらいあって、イベント後も像を調べることでリプレイが可能です。

よかったところ

定番ストーリー

期待値が低かったというか、僕の場合は、そもそもストーリーあったんだというところから始まっているので、ギャップ的な効果もあると思いますが、楽しめました。終わってみれば、ゲーム部分も演出の一部のような、ストーリー主導の作品なのだと思います。

日本語訳の品質は良さそうだし、演出もよくできていると思います。バーブくんが悲しいときは、ちゃんと雨が降ってくるしね。あと、思いのほかアツいラストはゲーム的でよかったです。冷静に思い返すと結構強引な気がしますが、みんな大好きな展開だと思うし盛り上がるのでいいと思います。

気になったところ

ロードが長い

エリア移動のたびにロードが入りますが、体感的に長いです。ファストトラベルもないので、目的地が遠い場合は特に気になります。一体何にそんなに時間がかかっているのだろうか。

アクションの挙動が不安定

詳細な条件はわからないのですが、壁に衝突したときなどに、ボタン入力が無効な状態になることがあります。ニュートラルに戻したりすると直ります。シビアなアクションは求められないので、ゲームの進行には差し支えないのですが、頻発するので気になりました。

ジャンプ+滑空の飛距離も安定しない気がします。僕は、パーティのステージの羽が最後まで取れなくて悶々としてました。それこそ、プレイ時間の大半をこの作業に費やしてしまいました。ギリギリから飛んでも届かないので、別の道があるんじゃないかとか、やたらとぐるぐるしてしまいました。埒が明かなくて、不貞腐れながら何度も飛んでいたら偶然いけて発見しました。勘弁してくれよという気分です。再現性もないので作りが甘いだけな気がします。

さいごに

ミュージカルなゲームで遊びたい方におすすめです。

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