ゲームの感想:Minoria(ミノリア)

PS4

シスターのみなさんこんばんは!

リバースカードオープン!ブラックロータスと火あぶりの刑を融合!どうだい明るくなったろう、ゴーストライターのazarashiXです。今回も遊んだゲームのごく個人的な感想を雑多に書いていきます。

azarashiX
azarashiX

アイコンはどう見えても犬だがazarashiX。略してX。
ゲームは思い出づくりと語るおじいちゃん。気圧の変化に弱い。
クリエイターのこだわりが感じられる作品が好き。
基本的に文句が多いが、本人は楽しんでいるらしい。

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はじめに

「Minoria(ミノリア)」は、シスター・セミヤくんを操作して異端の魔女共を粛清する横スクロールアクションです。どことなく日本一ソフトウェアやフロムソフトウェアテイストのする趣向性が特徴だと思います。なんじゃそりゃという感じですが、僕の偏見ですね。なんとなく日本人ウケがよさそうな気はします。エンディングテーマのボーカルが日本語だったのは驚きでした。

簡単な感想としては、ミニマルでまとまりのいい作品だと思いました。登場人物は、ほぼ女の子だったり、作りたいゲームを作っている感じがあってよかったです。

どんなゲーム

やる気が感じられないいつもの継ぎ接ぎ動画だよ。

ゲームは、探索型のアクションにイベントシーンを挟みながら進行していきます。ストーリーはすっきりしていて、わかりやすく安心感があります。ボイスはありませんが、効果音付きのテキスト送りにはこだわりを感じます。日本訳は優秀で、違和感はありません。

基本アクションは、武器での攻撃、パリィ、ローリング、ジャンプです。攻撃範囲は広いし、動作の硬直もほぼないので、小気味よくサクサク動けます。精密な操作が要求されるタイプのゲームではないです。

パリィという名の無敵反撃があります。ザコ戦ではよく使います。瞬間的に判定が出るので、タイミングを図るというよりは、攻撃に組み込む感じで使うのがいいと思います。1回殴ってパリィとか、3回殴ってパリィとか、敵の種類に応じてパターンを作っておくと楽に進めます。

ローリングは長い無敵判定があります。ボス戦はパリィを成功させても反撃が発生しないので、ローリングによるヒットアンドアウェイが基本の立ち回りになるでしょう。あとは、普通に歩くより少し速い気がするので、慣れた道はローリング連打になります。もはやギャロップです。これが噂のウマ娘か。

ジャンプに関わるアクションは進行で増えます。二段ジャンプや空中ダッシュです。いずれも攻撃がセットになっています。

お香というスロット式のスキルがあります。アクティブとパッシブの種類があり、所持品からそれぞれ3つと2つまで選んで装備できます。アクティブはいわゆる魔法みたいな感じで、回復や、範囲攻撃ができるものなどがあります。お香ごとに使用回数には制限がありますが、チェックポイントで全快します。

敵を倒すと経験値を獲得でき、一定値までたまるとキャラクターのレベルが上がります。レベルは割とサクサク上がりますが、ステータスの上昇も微々たるものです。塵積で楽にはなっているとは思うけど、レベルさえ上げればなんとかなる感じではないです。逆に、レベル上げは強要されないので、難易度の微調整機能ぐらいの認識でいいと思います。ちなみに僕の場合は1周目クリア時点でLV50ぐらいでした。

HPがゼロになって死んでしまうとゲームオーバーで、セーブしたところからやり直しです。チェックポイントはたくさんあるので、こまめにセーブしましょう。オートセーブはありませんが、セーブは高速で快適です。

HP制ではありますが、敵の攻撃力は高めに設定されていて、だいたい2、3発で死んでしまいます。中にはかなり痛い攻撃もあるので、HPは最大値まで回復しておくのが安全です。被ダメージをカットするお香もあったりしますが、確定数はほぼ変わらない気がするので、他のものをつけたほうがいい気がします。当たらないように立ち回るゲームですね。

探索は、複数の部屋で構成されエリア分けされたステージを、敵を倒しながら上下左右に進んでいく感じです。各エリアはシームレスに繋がっています。程々の分岐があり、カギを手に入れたり、かんぬきシステムのレバーでショートカットを開通したりして、探索範囲を広げていきます。

トリガーでマップ表示ができるシステムは快適でいいですね。キャラクターを操作しながら現在地が確認できる感じです。全体マップはポーズメニューから見れます。

寄り道要素としては、コインや、情報などの収集物があります。コインはNPCのショップメニューでお香と交換できます。情報は、いわゆるジャーナルです。ポーズメニューからテキストを確認することができます。

あとは、部屋には隠し通路があることがあります。幻の壁の形式で、だいたい攻撃や床抜けで発見できます。

会話ボタンがあって、連れの女の子とお話することもできます。ドラクエみたいでちょっと面白そうだったけど、内容はあまり更新されないし、せっかくのシステムを活かしきれてないように思いました。このぐらいの分量だったら無線式でよかったかなーとも思いましたが、任意というところに慎ましさがあるのかもしれません。

エンディングは2つあって、たぶん最後の選択肢だけだと思いますが、道中の任意イベントみたいのもあるので、もしかしたらそれがフラグになっているかもしれません。ラスボスの再戦はできないので、両方見たい場合は2週やることになると思います。強くてニューゲームがあるので、2周目はサクサクです。キーアイテム以外は引き継ぎます。敵も強くなるみたいだけど、体感できるほど変わった気がしませんでした。

クリア後は、図書館に片道切符のファストトラベルが解禁されます。でもまあ、順路はほぼ直線で作ってあるし、さほど広いわけでもないのでおまけですね。森から聖堂に戻るのには便利です。あとは、雑魚ラッシュ+裏ボス的なステージに挑めたり、周回を開始できたりもします。

気になったところ

ボスのリトライが面倒

ボスをノーダメージで倒すと、特別なお香や武器が手に入ります。パターンが作りやすいので、何度かリトライすればいけると思うのですが、倒してしまうと再戦ができません。ポーズからソフトリセットはできますが、カットシーンのスキップとかが若干だるいです。これはボスになかなか勝てないときにも発生することだと思います。

ちなみに、入手できるアイテムは優秀なものが多いです。そもそもノーダメージで倒しているわけだから、鬼に金棒です。もしかしてRTAを意識してこういう作りになっているのだろうかとかいろいろ考えてしまいます。

お香切り替えない

回復以外のアクティブお香が使いづらいと思いました。お香は3つまで装備できて、スライド式のようなイメージで切り替えができるのですが、そのとき何が選択されているか確認しながら戦う余裕が僕にはなかったです。

回復はほぼ固定だと思うし、ボタンで分けてしまったほうがいいんじゃないかと思いました。選択ボタンにそのまま割り当てさせてくれないかなーという感じです。あとは、十字キーとかも空いていると思うし。

回復以外は使わなくてもなんとかなってしまったのですが、ちょっともったいない気はしました。

さいごに

サクッと探索型アクションゲームで遊びたい方におすすめです。

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