ゾンビシューターのみなさんこんばんは!
世界はそれを改と呼ぶんだぜ。ゴーストライターのazarashiXです。今回も遊んだゲームのごく個人的な感想を雑多に書いていきます。
はじめに
「Zombo Buster Advance」は、エレベーターに部隊を配備して、ゾンビの進行から建物を防衛するシミュレーションゲームです。ジャンルとしては、ストラテジーというのかな。タワーディフェンス系の作品です。
春のゾンビまつりも飽きてきたのでそろそろお開きですかね。ゾンビが出てくるゲームというのは、それこそ腐るほどあるのでね。また来年、覚えていたら、そして生きていたら、やろうかな。たぶんまたひとりで。
というわけで、本作ですが、ゲームシステムはコンパクトにまとまっているので無難に遊べます。難しいゲームばかりやっていると疲れてしまうからね。たまには、こういうゲームでダラダラ遊んでエネルギーを回復しないとね。なお、疲れたからといってゲームで遊ぶのをやめるのはおすすめしません。なぜなら、ゲームで遊ばなくなるからです。ゲームで遊ぶことを習慣化しよう!
どんなゲーム
やる気が感じられないいつもの継ぎ接ぎ動画だよ。
本作は日本語に対応しています。ただ、翻訳の品質はよくないので、英語で遊ぶほうがいいかもしれません。特に、ステータス関連のキーワードの訳が杜撰で、日本語だと意味がわからないものがいくつかあります。
ブラウザゲームやスマホゲームみたいなUIは、コントローラーだと操作しづらいです。とはいえ、マウス操作も効かなかったので、これはどうしようもないのだと思います。操作に使用するカーソルは選択可能な項目間を次々に移動していくような挙動をします。ただ、項目の配置とキーの入力方向が直感的に対応しないので、選択したい項目にすぐに移動できなかったり、カーソルを見失ったりということが頻発してストレスが溜まります。あとは、リストのスクロールも遅くてだるいです。ひとまず、インターフェイスはこのままだとしても、ポインター操作に対応するとか、項目のグループへ飛ぶショートカットボタンの割り当てなどのフォローはあって然るべきなんじゃないかと思います。
操作性はがっかりですが、見た目はカラフルで視認性はよいです。ヘルプメニューも充実していて、簡潔な説明と、絵を見ただけでもわかるような図が用意されているのがよかったです。
メイン部分など
ゲームの進行は、ステージセレクト型の全50ステージで7ステージごとにボス戦があります。最新のステージをクリアすると、次のステージが出現します。また、クリア済みのステージもリプレイが可能です。
ステージのクリア条件は、右側から攻めてくるゾンビを全て倒すことです。左側にあるドアにゾンビが到達すると、ライフにダメージを受け、ライフがゼロになってしまうと失敗です。各ステージは、1〜5フロアで構成され、各フロアのエレベーターというエリアに、攻撃を行うユニットを配備してゾンビを撃退します。1つのフロアには3人までのユニットが配置できます。加えて、エレベーターを使用すると、任意のフロアと縦方向の入れ替えができるということが本作の特徴なのだと思います。
ユニットを配備するには、ユニットごとに設定されたエネルギーを消費します。また、エネルギー以外にも再配置までのクールタイムがあるので、同じユニットを連続で配置することはできません。1つのステージには異なる6種類までのユニットを参加させることができます。なお、エネルギーは一定時間経過ごとにチャージされていき、エレベーターの追加にも使用します。
ユニットは全16種類で、ゲームを進めると使える種類が増えていきます。ステータスはそれぞれ、ダメージ、命中率、コスト、配備時間の各パラメータのほか、固有のアビリティが設定されているユニットもあります。なお、「命中率」の項目は、英語だと「SPEED」なので、発射間隔の秒数を表しています。どうしてこうなった。ユニットは、大まかにコストで分類すると、100-125、125-175、250-350の3段階に分けられそうです。僕は、これらを2組ずつ設定し、コストの低い方から順番にエレベーターにそのまま出していけばいいやという感じでやっていました。個別の選定としては、ダメージよりも命中率(発射間隔)を重視するほうがよさそうです。理由は、後述するシールドのシステムがあることと、余剰のダメージは無駄になりやすいからです。でもまあ、自分の好きな組み合わせでやるのが一番楽しそうですね。配置時に再生されるボイスは、メタルスラッグを思い出す感じでよかったです。
敵であるゾンビの種類も、微妙な見た目違いなどで結構な数が用意されています。また、ゾンビはHP以外にも武装というシールド値を持つものがおり、武装中はどんな攻撃も1ダメージしか与えられません。何らかのダメージを与えると、シールドは1枚失われます。ただ、大体の場合、多重になっているので、複数回攻撃を当ててシールドをすべて剥がさないと、HPにダメージが通らない仕組みです。
ボスも種類としてはユニークなんだけど、見た目のバリエーションは全部同じなので、ちょっと味気なかったかな。あとは、もっとデカくしたほうがいいと思います。ラスボスはデカくていい感じでした。ちなみに、ボスがドアに到達してしまうと問答無用でミスになります。ただ、序盤以外は、軍資金「テレポーター」を使い続けていれば到達されることはまずありません。
「軍資金」という訳もよくわかりませんが、いわゆるガジェットもあります。全部で9種類。任意の3種類を装備してステージに持ち込めます。ステージ中に使用することで、一時的に敵の動きを制限したり、プレイヤーが能動的に攻撃したりできます。使用後はクールタイムがありますが、回数制限はなく、使ってもなくなりません。
その他に、使い切りのアイテムとして、「エネルギーキット」「医療キット」「刃の車輪」の3種類があり、ステージ開始前にゴールドで購入ができます。ゾンビの湧きはステージごとに固定だと思うので、うまく回っていれば使わなくても結果は変わらないですね。リカバリー用のお助けアイテムなのだと思います。
ゲームバランスは易し目なので、適当にやっていてもなんとかなってしまうと思います。各建物で見た目やギミックが変わるのはちょっと新鮮でよかったけど、それぞれ7ステージもあるのはかさ増し感があります。違いがほとんどわからないようなステージも多かったので、個人的には、数は半分ぐらいで、各ステージの特徴を強くしてもらったほうが好みかなあと思いました。
ステージクリア報酬は、メダル、ゴールド、ランダムなバッジ5つがあります。メダルは初回のみ、バッジはステージによって入手できるレベルが変わり、ゴールドはクリア時の評価でプラス補正があります。なお、評価は残りライフの割合のみで行われます。なので、終了直前で医療キットを使ってライフを回復しても最高評価が取れます。
準備部分など
メインメニューではステージセレクト及び、ユニットやガジェットの強化などができます。
ユニットは、手に入れたバッジを装備することで各ステータスの強化ができます。一つのユニットにつき任意のバッジを5つまで装備できます。割合強化なので、元の数値が大きいパラメータほど効果が高いです。要するにダメージ以外は、短所を補正する使い方のほうが効率はよいということです。あとは、使わないユニットのバッジは外しておいたほうがいいかもしれません。なお、前述の通り操作性がよくないので、ステージが終わるごとに毎回バッジを付け替えたりしていると本当にだるいです。
また、バッジは1〜10のレベルを持っています。バッジ合体という仕組みを使うと、同じレベルのバッジを3つとゴールドを消費して1つ上のレベルのバッジに変換ができます。合体後のバッジの種類は、元にしたバッジが全て同一であれば同じもの、そうでなければランダムです。
「資源」は、ユニット以外の部分に関わる基礎能力で、メダルを消費してアップグレードができます。一応、やり込めば全部最大値にできるけれど、それは本当に最後なのでパラメータを割り振れる意味はないことはないです。とりあえず、エネルギー関連と攻撃性能を優先して上げていけばいいんじゃないかなーと思いました。ライフは要らないです。ちなみに、「地雷」はドアの直前にある、ゾンビが触れると爆発するやつのことですね。最後の最後まで何のことだか分からないでいました。
軍資金もゴールドを消費して強化ができます。最大レベルは10です。
ミッションのメニューでは、タスクリストの確認と報酬の受取ができます。タスクはすべてカウント系。報酬はゴールドまたはメダルです。
その他
エンドコンテンツなど
エンディングまでのプレイ時間は、8時間ぐらいでした。トロフィーはラスボス一歩手前まで進行すればコンプリートされます。
そういうわけで、ラスボスを倒してしまったら特にやることはなくなります。何かあるかもしれないと思って、ミッションも全部埋めてみましたが、何もありませんでした。ユニットごとのカウントを稼ぐのがかなりだるかったです。虚無感を味わいたいのでなければやらないほうがいいと思います。
効率でいえば、回数を稼ぐならステージ49をエンドレス、ゴールドとバッジを稼ぐならステージ50をマラソンという感じでしょうか。僕が最後まで残ったのはチェーンライトニングとレーザーでした。あと、バッジのレベル50は手動でセットしないと認識されないようなのでちょっと注意です。
さいごに
難しいことを考えずに地道なゲームで遊びたい方におすすめです。
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