モンキーが人間に追いつけるかどうかはバナナ次第と言っても過言でないのだ
概要
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プレイ環境
プラットフォーム | Nintendo Switch |
ソフトウェアバージョン | Ver.1.0.7 |
マルチプレイ情報 | ・PvE(オンライン) ・フレンドでマッチング(ただし部屋はオープンでロック機能なし) ・最初から最後までマルチプレイで遊べる ・ゲーム開始直後からマルチプレイ可能 |
スクリーンショット
おもたろうの感想
良かったところ
着実に木を登るシンプルなゲーム体験がとってもバナナ
ゲームの目的は大型船を修復し、漂流した島から脱出することです。ゴールからゲームプレイを遡ってみます。
船の修復には大量の資材(木材や鉄材の加工品)とダンジョンに眠るキーアイテムが必要になります。船の修復に使うような資材は加工が必要だったり、そもそも最初に漂流した安全な島には素材がなかったりします。では移動のためにイカダが必要だとなるがイカダを作るのにもレシピもわからないし、素材もない。ということでシンプルな草、木、石から始めてクラフト技術を磨き、島を転々としながら鉄⇒銀⇒金のように採取道具をグレードアップしていきます。並行して狩りや襲い掛かるモンスターに対抗するための武器も用意しなければなりません。そうしたちゃんとした装備や回復アイテム(料理)を準備するには加工する拠点も整備していく必要があります。探索(ダンジョン探索+狩り)、クラフト、拠点管理のマルチタスクをぐるぐる回しながら着実にゴールに進んでいくゲーム体験がシンプルな分、わかりやすく達成感があり、ゲームプレイのモチベーションになりました。
出来なかったことが出来るようになると嬉しいし、出来るようになったことをいろいろ試したい!サルのようなこんなエモーションがとってもバナナ!
似たようなゲーム感覚としてドラクエビルダーズが挙げられると思います。
マルチプレイと役割分担の妙
ソロプレイで探索、クラフト、拠点管理を全てこなすこともできますが、マルチプレイならばそれぞれが好きな役割に専念することが出来ます。
私は戦闘民族なので、探索ばかりに出掛け、拠点に戦利品を持ち帰り、2人から装備とアイテムを受け取り、狩りのオーダーを貰い、また戦場へを繰り返していました。ちゃんみは牧場物語ガチ勢なので専ら拠点仕事に精を出し、エックスは中間管理職よろしく私とちゃんみの抜けてるところをカバーする感じでした。
みんなで何か一つの事をやらなければいけないという強制がなく、各々が好きなことをやることでみんなに貢献できるのは、マルチでプレイする楽しみに繋がっていると思います。
万能おサルジョージ
サバイバリスト最大の特徴であるサルに触れないで終わるところでした。サバイバリストでは各地のダンジョンにサルが捕まっており、解放することで僕にできます。
おサルのジョージは非常に優秀で、アクションを猿真似させることでプレイヤーが出来ることはほとんど出来ます。おまえはこのAZARASHIにとってのモンキーなんだよ!ということもなく、スイッチ立てばディディー、武器を持たせばサイヤ人、クラフト姿はフランキーてなもんです。特にサルによるクラフトオートメーションはサバイバルゲームの技術革新を感じさせ、気分は工場長です。
極端な話、サルを使わなくてもクリアは出来るのですが、快適度が段違いなので日光もびっくりの猿軍団を指揮しない理由がないです。ないよね⁉
気になったところ
サル関連の挙動が不安定
気を付けたり、リカバリーが簡単なので致命的ではないですが、サルの挙動が不安定な部分が2点あります。
エックスとちゃんみが書いているので詳しくは割愛しますが、サルが無限の彼方にぶっとんだり、ストライキしたりします。なおバナナを与え再集合させれば治ります。
労働賃金はちゃんと払いましょう。
オンラインプレイで資材泥棒が発生
詳細は不明ですがプライベート設定にしても何故か野良プレイヤーたまに出没します。クイックマッチ部屋が空いてないときにあぶれたクイック民の受け皿になってるとかなのかもしれません。何にせよ野良は基本的に資材を泥棒しに来る不届き者ばかりなので、迅速にキックしましょう。ホストに無駄なキックテクニックがつきます。
戦闘が単調
そういうゲームじゃねぇから!と言われたらそれまでですが、戦闘でのアクションが武器を振るとローリングしかありません。
アクションの技量を必要としない反面、緊張感や達成感のようなものは戦闘にあまりないです。
レイドの必要性
レイドとして周期的に拠点が敵に襲われます。罠を拠点に張り巡らしたり、サルを警備に充てる事で被害を減らせます。
最初はレイドに備えて拠点を整えたり、アイテムを準備したりやってる感があるのですが、途中から頑張らなくてもなんとかなるし、一々探索から拠点の防衛に戻るの面倒くさいなぁくらいの位置付けになってました。やるやるでもっと取り組みがいのあるイベントにして欲しかったですね。
azarashiXの感想
プライベートキングダムでアウイエするゲームです。やっていることは、わかりやすくしたARKみたいな感じです。あつもりでサバイバル感が足りなかった僕としてはこちらのほうが向いているかもしれないと思いました。
手描きっぽいグラフィックは視認性良好でなかなかよいです。サウンドも雰囲気があっていいと思います。UIもちょっと独特ですが、ほとんど不便は感じませんでした。クラフト画面はうまくまとまっていると思います。気になった点としては、サルのコントロールを行うのにカーソルで選択する必要があるのが少し手間でした。仕事中のサルは高速で移動するので捕まえるのがちょっと難しいです。一覧からコマンドで指示出しできるとよかったんじゃないかと思いました。
オートセーブを思わせるアイコンが出ることがありますが、手動セーブのみです。たまにアプリケーションエラーで落ちるので、まめにセーブしましょう。僕らはこれでかなり戻りました。Switchはエラーコードも出力しないのでよくわかりませんが、再現性がないので、ゴミが溜まって落ちるような感じに思えます。なんとなくですが、マルチプラットフォーム対応のタイトルは不安定な傾向がある気がします。アプリ側での対応は難しいのかもしれません。いずれにしろ長時間プレイする際は注意したほうがいいです。やはりバックアップとしてオートセーブ枠が欲しかったところです。
フレンドのみで遊んでいるつもりでも野良が入ってきます。参加人数の上限も設定できないので、おそらく完全なプライベート設定はないのだと思います。キックで対処するしかないですが、泥棒が多い印象です。ここはなんとかできなかったんだろうかと思いました。
クラフト台などでサルに作成指示をするときに、Aボタン長押しで個数を指定できるのを覚えておいたほうがいいです。完了の目安にもなります。個数を設定しないと材料がある限り無限に作るのであまり使い勝手がよくありません。
洞窟やヴォールトやテレポーターなど、プレイヤーの移動を挟むときにサルがついてこないことがあります。何度か試しましたが、条件はよくわかりませんでした。対策としては、召喚バナナを常備するのが一番ラクな気がします。
さいごに、僕はかなりめんどくさがりなので、このゲームシステムは性に合ってたかもしれません。最終的になぜ脱出しなければいけないのか?という感覚になってました。サルたちはシングルタスクしかこなせませんが、無償で働きますし無限の体力で、ミスもしないので生産性は一定です。まるでロボットのようです。そう考えるとなんだかプログラミングみたいな感じで結構楽しかったです。もっとも、サルは優秀ですがプレイヤーはより優秀です。マルチプレイでは完全な役割分担もできるのでロールプレイがはかどります。エピローグはそんなバナナという感じですが、クリア後も引き続き同じ環境で遊べるので満足するまでサバイバル生活を満喫しましょう。
ちゃんみの感想
おすすめ度★★★★★
やり込み度★★★★☆
安定度 ★★★☆☆
冒険あり、作り込み要素ありのおさる懐柔サバイバルシミュレーション!おさるを誰よりもうまく使って猿山の大将になろう!
※バグ?注意
- Switch版はゲームが落ちる事が多いのでこまめな睡眠(セーブ)が大事!
- おさるが機能しないエラー(ストライキ?)が発生するので、バナナを与えると直る(ロードし直し等も行ったが上記で改善)
3人でプレイした感想
マルチプレイは誰かひとりの島のストーリーを一緒に進めるような感じです!
まず初っ端から、移住です。初回はエックスの島でしたが、エックスの島でのデータが落ちてしまい、かなり前のデータに戻った事、また、拠点作りはちゃんみがさせて貰ってたので、ちゃんみの島に移住する事になりました。エックスの島の資材をリュック(架空)と箱に詰めて大移動。ちなみに手持ちのおさるも連れて行けます。
申し訳ない事に、冒険はほぼふたりに任せて拠点仕事をこなしていたので細かなことは書けませんが(笑)牧場物語のようなモノづくりをするのが好きな人は拠点仕事おすすめです!タスクをさくさくこなしていくような事が好きな人もぜひ!
拠点では食べ物や装備品や武器を作る事ができます。制作はだいたいおさるにやらせると良いです!わたしが好きな食べ物はカレーでした!
役割分担もしっかり出来るので、ひとりでやればボリューム十分、みんなでやればサクサクプレイ!協力して最後までストーリーを進めてみてください(*^◯^*)
まとめ
ちょっくら週末マルチゲームを楽しみたい。そんなときにおすすめサルバイバル!
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